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上木 大汽 / Taiki Ueki

北海道出身 美術家・写真家・発明家
第13回500m美術館賞グランプリ受賞 日本現代写真家協会(JMPA)所属

氷に写真を刻む。

それは残すための写真を残らないものに託す試みである。

氷は像を抱えたまま溶けていく。
光景は歪み、輪郭を失い、やがて何もなかったように消える。

2025年、氷状対象物への印刷方法を発明し、特許を取得。
この技術を起点に、写真、映像、インスタレーションを制作している。

記憶はいつまでも同じ形では残らない。
時間の中で変わり、薄れ、忘れられていく。

だから私は消えていくものを消えていくままに扱う。

残すことではなく、失われていくこと。
完成した像ではなく、変化していく時間。

「忘れてしまうから過去は美しい。」

氷に刻まれた像が消えていくその瞬間までを作品として見つめている。

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